コンテナ時代のAPIテストを自動化するSpeedscaleが2.3億円を調達

TechCrunch Japan

Y Combinatorのデモデーでデビューしてわずか数週間後に、APIのテストを自動化するアトランタのSpeedscaleが、初めての資金調達として220万ドル(約2億3000万円)を調達した。

ジョージア工科大学を卒業して長い間、開発者だったKen Ahrens(ケン・アーレンス)氏とMatthew LeRay(マシュー・ルレイ)氏、そしてNate Lee(ネイト・リー)氏の3人は、およそ20年来の知己だが、一緒に仕事をするのは今回が初めてだ。

DevOpsとモニタリングの世界で複数のプログラミングジョブを互いに接続するという、回りくどい道のりが、この3名に現在の新人プログラマーが直面する困難を解決することにビジネスの機会があることを悟らせた。それは、いまのコンテナ化されたプログラミングの世界で、アプリケーションに統合したAPIのアップデートがアプリやサービスを確実に壊さないようにすることだ。

「サービスの中断やダウンタイムの原因になるインシデントを解決することが、私たちの仕事だ。現在のアプリケーションは、いろいろ部分がいろいろ場所にあり、部分間の接続点が多い。そういう接続点の質を確保することが難しい。しかも接続点は、使用するAPIやコンテナが増えると増加する。そこで、この問題を解決することとスケーラブルなオートメーションで先回り的に事故の事前防止を図り、リリースのペースを維持することが仕事になると考えた」とリー氏は語る。

通常、企業におけるコードのアップデートのリリースは段階的に行われたり、あるいはテスト環境で何も問題がないことを確認してから行われる。しかしSpeedscaleは開発者がリリースタイムを加速できるように、本物のトラフィックを使用するテストのオートメーションを提案する。

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「彼らはとても頻繁に変更をしたがる。変更の多くは立派なものだが、なかにはシステムの一部を壊す変更もある。そんなときのための最先端技術は、壊れるのを待って誰かがすばやく直すことだ」と開発のライフサイクルについてアーレンス氏は語る。

しかしSpeedscaleは開発者たちに、コードをリリースする前に問題を発見できると主張する。同社のサービスは、ステージング環境と、オートメーションスイートとオーケストレーションの作成を自動化して、問題発見のための環境を作る。

さらにアーレンス氏は「私にとって大きかったのはKubernetesの勢力拡大で、これによってエンジニアリングのリーダーはもっと幅広い自律性をデベロッパーに与えることができると思ったが、それを実証するすばらしい方法はどこからも出てこないため、Speedscaleがその問題解決をやるしかないと思っている」と述べている。

ルレイ氏によると、同社は数カ月前にY Combinatorを卒業し、現在はパイロット事業のために選んだパートナーたちと非公開アルファを進めている。資金はこれまで220万ドルを獲得し、ベイエリアのSierra Venturesや故郷アトランタのTech Square Venturesなどがその投資に参加した。

「APIは巨大なマーケットだ。APIを使って開発をしているデベロッパーは1100万人いる。私たちの市場の規模は、数十億ドルに達するだろう」と同社の今後についてアーレンス氏は述べている。

関連記事:APIを保護し脆弱性を発見するスタートアップSalt Securityが約21.5億円を調達

カテゴリー:ソフトウェア
タグ:Speedscale、API

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Source: TechCrunch Japan

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